2020.11.29
【比較】クラウド会計ソフト・経理システムおすすめ3選
【比較】クラウド会計ソフト・経理システムおすすめ3選
クラウド会計ソフトを入れたいけどどこが良いのかな?
実際に経験をもとに、おすすめ3つのクラウド会計ソフトを紹介します!
経理業務は、慣れない人がやると負担の大きな業務です。
とくに法改正が頻繁に行われる税制や控除関連などは、理解できないことも多いですよね。
手作業で行うと間違いが起きたり、時間がかかったりします。
今回は経理業務をカンタンにしてくれるクラウド会計ソフトを3つご紹介します。
まだクラウド会計ソフトを導入していない人はぜひ参考にしてください。
クラウド会計ソフトとは?
クラウド会計ソフトは、インターネットを使ってデータをサーバーに保存する会計システムのことを言います。
パソコンに「会計ソフト」をインストールする必要がなく、インターネット環境が整っていればどこでもアクセスできます。
なぜクラウド会計ソフトを導入するのか?
マシン1台1台にインストールが必要だった昔の会計ソフトでは、1台1台手作業で設定する手間がありました。
クラウド会計ソフトを導入すれば、この手間がなくなり、経理業務を正確、かつ速やかに作業することができます。
取引先の登録作業や仕分けデータの入力作業は、人が行うよりAIが行った方が的確に作業してくれます。
一度入力すれば、データとして記録に残り、別のパソコンやスマホなどで確認、修正が行えます。
場所や人を選ばずに作業ができ、時間も大きく節約できるのでクラウド会計ソフトを導入する人が増えています。
クラウド会計ソフト導入メリット3つ
クラウド会計ソフトを導入した場合のメリットを解説します。
- データの自動取り込み
- コストと手間の削減
- 初心者でも取り入れやすい
データの自動取り込み
webで確認できる、銀行やクレジットカード会社の明細と連携させることができ、連携させればデータを動的に取り込むことができます。
銀行口座からの入出金履歴や振り込み履歴などが自動で取り込まれるので、通帳記帳作業や手書きの帳簿付けなどの必要がありません。
そのため作業量を大幅に減らせ、人件費のコスト削減にもつながります。
コストと手間の削減
クラウド会計ソフトは、必要最低限のプランを選べば、月額2,000円ほどで利用できます。
サブスクリプション型なので定額制となっており、料金が明確に分かりやすいといった特徴もあります。
一度インストールすれば、いつでも最新バージョンの状態で反映され、ソフトを買い直ししたりインストールし直す手間がありません。
消費税改定などにもいち早く対応しているため、業務に支障をきたすことはほとんどありません。
初心者でも取り入れやすい
クラウド会計ソフトを導入するとき、導入方法に悩む人も多くいます。
そのためクラウド会計ソフトを提供している各社では、ユーザーサポートが充実しており、困った時に質問できる環境が整っています。
ユーザーサポートは主にメールやチャット、電話で対応しています。
チャットサポートを利用すれば、サポート担当者はリアルタイムでユーザーの画面を確認しながら説明してくれるので、「質問の仕方が良く分からない」という人でも、安心してお任せできます。
急ぎで解決したい場合には、チャットサポートを利用すると良いでしょう。
クラウド会計ソフト導入デメリット3つ
クラウド会計ソフトを導入した場合のデメリットを解説します。
- 慣れるまで大変
- 情報漏洩の心配
- インターネット環境必須
クラウド会計ソフト導入デメリット①慣れるまで大変
新しいことを始めるときは、慣れるまでに時間がかかります。
初期設定では、銀行口座の登録やクレジットカード会社の登録、勘定項目の設定など手間がかかることもあります。
操作方法も最初は戸惑ったり「?」と思うこともあるでしょう。
しかしユーサーサポートを上手に活用すればこれらの問題は解決できます。
クラウド会計ソフト導入デメリット②情報漏洩の心配
クラウド会計ソフトはどこでも利用できる反面、情報漏洩の危険が常にあります。
特にオフィス以外の場所で作業する場合や作業で使用しているパソコンを外に持ち出すときなどは、要注意です。
使用者は細心の心構えでセキュリティ対策をしなくてはなりません。
パソコンを外に持ち出す場合は、持ち運び先で情報を盗まれないために、画面ロック機能や外部からののぞき見防止機能、二段階認証を使用するなどできる限りのセキュリティ対策を心がけましょう。
また、不正アクセスにより情報漏洩を防ぐにはセキュリティソフトの導入も必要となります。
クラウド会計ソフト導入デメリット③インターネット環境必須
クラウド会計ソフトはインターネットを介したサービスのため、インターネット環境がない場合には使用できません。
常にインターネットにつながった環境が必要で、接続状態が悪い場合や停電があったとき、通信障害があった場合には仕事に支障をきたすことがあります。
光回線を利用している人はポケットWi-Fiなど他の通信サービスが利用できる環境を整えておくなどの必要が生じます。
おすすめのクラウド会計ソフト3選
クラウド会計ソフトの中で特におすすめのソフトを特徴を交えつつ、3つ紹介します。
- Freee【初めての人におすすめ】
- マネーフォワード【提携金融機関数No.1】
- 弥生会計【ユーザーサポートが充実】
おすすめクラウド会計ソフト①Freee
Freeeの特徴は以下の通りです。
- 全くの初心者でも使いやすい
- スマホからでも操作できる
- 請求書の作成がラクチン
ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル |
1,980円/月 | 3,980円/月 |
39,800円/月 |
※初期費用無料
freeeは企業だけでなく、個人事業主が使用しているケースが多いです。
経理に慣れていない人や確定申告をしたことのない全くの初めての人でも、使いやすいソフトです。
初期費用は掛からず、ミニマムプランであれば1か月1,980円で契約が可能です。
経理業務や決算、確定申告もfreeeがあれば完結できます。
銀行などの金融機関の口座やクレジットカード情報を登録すれば、AI機能が自動で仕分けをし、帳簿作成を行ってくれます。
おすすめクラウド会計ソフト①マネーフォワード
マネーフォワードの特徴は以下の通りです。
- 提携金融機関数No.1
- 高いセキュリティ機能
- 決算書の作成が可能
スモールビジネス | ビジネス | エンタープライズ |
2,980円/月 | 4,980円/月 | 問い合わせ |
提携している金融機関の数は業界1位で2,600社を超えます。
取引している金融機関が提携している可能性が高いと言えますね。
マネーフォワード クラウド会計は、他の会計ソフトと比べると、機能面が優れており、消費税改定などがあった場合には、最新の状態に自動的にアップデートされます。
また、パソコンが壊れてしまったりデータをなくしてしまった場合でも、クラウドにデータが保存されているのでデータそのものが消えることがありません。
データはオンラインで共有できるので税理士さんや会計士さんなど仕業の方々とのやり取りもスムーズにすすめることができます。
パソコンだけでなく、スマホでもデータ入力や内容確認ができます。
※初期費用は無料
おすすめクラウド会計ソフト①弥生会計オンライン
弥生会計オンラインの特徴は以下の通りです。
- 老舗ならではの安心感
- 充実のユーザーサポート
- MACでも利用できる
セルフプラン | ベーシックプラン |
26,000円/年 | 30,000円/年 |
※初期費用は無料
弥生会計オンラインは、毎日の取引結果がグラフで表示されます。
経営状況をグラフで把握できるのはうれしいサービスですね。
また他社のソフトのインポートやエクスポートが比較的簡単にできるので他社から乗り換えやすいソフトと言えます。
ユーザーサポートでは操作方法のサポートに加え、経理業務の相談が可能なため、仕分けに悩んだら相談することができます。
【選定ポイントは2つ】クラウド会計ソフトはココで決める!
クラウド会計ソフトを決めるときのポイントを2つ解説します。
【選定ポイント①】使えるシステムが入ってる?
システムにクラウドを導入するとき、既存のシステムとの融合性を考える必要があります。
いっぺんにすべてをクラウド化するなら問題ありませんが、部分的にクラウドを導入する場合、既存のシステムとの連携が可能かを確認しましょう。
また取引している金融機関やクレジットカード会社の取り込みが可能かを確認します。
導入したものの、取引先の金融機関のインターネットバンキングと連携されていなかった場合、今までと何も変わらず、作業の効率化を図ることはできません。
【選定ポイント②】価格は高過ぎない?
通常ソフトを導入するとき、いくつかのプランがあることがほとんどです。
欲張って機能がたくさんあるプランを選んでも、使えなければ意味がありません。
不要なサービスは付けずに、最適なプランを選び、コストは最小限で抑えるようにしましょう。
実際に導入した人の声【口コミ】を聞いてみた
実際にクラウド会計ソフトを導入した企業の声を集めました。
導入した人の声【Freee】
ツールをFreeeにまとめるなどで作業時間を圧倒的に短くしている人が多いです。
所内の作業時間を短縮できました。記帳代行の担当者の話によると入力作業時間が1/2に減ったそうですよ。まずは私たち職員だけの範囲で、freeeの恩恵を受けました。
①通帳データ化サービス
通帳データをfreeeに渡すことでfreeeに明細データが納品される通帳データ化サービス。freee金額入力の手間が解消されるだけでなく、入力飛ばしなどによる通帳残高の錯誤発生原因が低減した。②通帳残高の照合(タイムラインの活用)
①の通帳データ化サービスにより、通帳残高の差異自体の発生が減ったことに加え、タイムラインの活用により差異を1つ1つ発見する作業が不要になり、照合がしやすくなった。③エクセルデータの活用
売上や総合振込などの経費の入力が、エクセルデータを活用して取り込めるようなったことで劇的に変化した。今までは、エクセルデータは紙でもらうのと同じ意味合いだったが、freeeに変わってからはデータを加工して取り込めるように活用。
公式HP導入事例より
6つあったツールをfreeeにまとめ生産性アップ
入り口が一つになってやりやすい、とは現場から言われましたね。いろんなツールを使わなくてよくなり、生産性という意味でも解消されたと思います。以前は6つぐらいあったツールを勤怠ソフト、会計freeeと人事労務freeeの3つにすることができました。
会計freeeのワークフローの機能だけでは必ずしもすべての社内の必要を満たすことはできないんですが、足りないところは運用でカバーしています。例えば、当社としては申請経路にいる承認者以外の人で申請を確認させたいというニーズがありますが、その際利用できる回覧機能があったらいいなと思っています。今はバイネームで指定して経路を作ったりして運用でカバーしています
公式HP導入事例より
導入した人の声【マネーフォワード】
経理業務の時間短縮に成功している人が多いです。
マネーフォワードを導入してから、専門性の高い社員の時間捻出ができたと思います。また、私自身も経理財務にかける時間は減って、企画など本来時間を費やしたい領域への時間捻出ができるようになりました。 一番の要因は面倒な作業が少なくなったことだと思います。とくに、アウトソーシング先の税理士法人と同じ環境でリアルタイムでデータが見れるので、チェックや可視化にかかる時間が削減できています。自動化においても、これまで必要だった通帳コピーや領収書のPDF送付が無くなり、チーム全体の作業時間が削減されています。
作業は今後ますますオートメーション化されていくと思いますし、こういう会社なので社員に負担をかけたくないと思っています。人がやるより安いと割り切ってツールを利用していきたいと思いますし、そこで削減できた時間を企画など付加価値業務にシフトしていきたいと考えています。
公式HP導入事例より
クラウド経費を利用している事業部は、経費の入力作業が必要なくなりました。まだ一部事業部は従来の申請方法で処理していますが、それでも月5~6時間かかっていた入力作業時間が半減しました。全社で使い始めると入力作業はゼロになると思うので他の事業部でも展開するのが楽しみですね。
公式HP導入事例より
導入した人の声【弥生会計】
サポート体制に惹かれて契約している人が多いですね。
気持ちの良い対応
この度は電話サポートありがとうございました。
給与計算が銀行提出までにできるのだろうかと不安になっていましたが、おかげ様で出来上がり感謝しています。 PCに慣れない年齢の者にとってはありがたいシステムですし、対応はとても気持ちよく親切にしてくださり、充分お聞きすることができました。
ありがとうございました。
サポートで癒やされました!
本当に親切丁寧な対応有り難うございます。
パソコンの操作と知識に乏しいにも関わらず、色々教えて頂き感謝します。
また何かとお聞きする事があると思いますが、よろしくお願いいたします。
あまりにも弥生さんの対応が良かったので、気持ち的にすごく癒されたような気になりました。
ありがと!!
オペレーターが親切で安心!
本日お電話を下さった方、とても親切に教えて下さいました。購入しようと思いました。安心感を頂きました。
どちらともいえないにしましたのは、まだ、私が使いこなせていないからです。 しかし、今まで、青色申告しか使用いたしておりませんでしたが、顧客管理を入れるに当たり、自分自身では安心感があるので、弥生さんのをと思い本日購入前に教えて頂きたくお電話させて頂きました。 安心感を持って購入し活用させていただきたいと思います。自分が使用できるようになった時に、おすすめはさせて頂きます。
本日はありがとうございました。
公式HPお客様の声より
【まとめ】クラウド会計ソフト・経理システムおすすめ3選
クラウド会計ソフトを導入することで業務を大幅に効率化することができ、コスト削減にもつながります。
まだ導入されていない人はこの機会にクラウド会計ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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