2024.09.03
インスタリールの再生回数は同じ人だとどうカウントされる?仕組みを解説
Instagramのリールは、90秒までの動画コンテンツをシェアできる機能です。
多くのユーザーにリーチできる効果的な機能なので、再生回数が重要な指標となります。
しかし、この再生回数がどのようにカウントされるのか、特に同じ人が何度も再生した場合にカウントされるのかは、知らない方も多いかもしれません。
本記事では、Instagramのリールの再生回数のカウント方法・再生回数を伸ばすポイントを解説します。
インスタリールの再生回数の仕組み
Instagramのリールの再生回数はユーザーが動画を再生した際にカウントされますが、そのカウント方法にはいくつかのルールが設けられています。
リールの再生回数を増やしたい場合、どのように再生回数がカウントされるのかを正しく理解しておくことが重要です。
以下でInstagramのリールの再生回数カウントの仕組みを解説します。
同じ人が何度再生しても1カウント
Instagramのリールのカウント方法は、基本的に1人のユーザーが1つのリールを再生した場合、1回だけカウントされる仕組みになっています。
たとえ同じユーザーがリールを何度も再生しても、その再生回数は1回しか反映されません。
このルールは、リールの再生回数の公平性を保つために設けられており、特定のユーザーが何度も再生して再生回数が不自然に増えることを防いでいます。
再生回数を効果的に増やしたい場合は、より多くのユーザーへリーチすることが必要です。
リールが多くの人に再生されるためには、戦略的にハッシュタグを活用したり、コンテンツを他のSNSプラットフォームでもシェアしたりして、多様なユーザー層へアプローチするのが効果的です。
投稿者の再生はカウントされない
Instagramのリールの再生回数のカウントには、投稿者自身が再生した回数は含まれません。
これは、投稿者が自身のリールを再生して再生回数を不自然に増加させるのを防ぐための仕様です。
自分自身で再生回数を増やせないため、より多くのフォロワーや新規ユーザーへのリーチが不可欠です。
リーチを広げるためには、リールの内容を工夫し、視聴者にとって魅力的で思わずシェアしたくなるようなコンテンツを提供しましょう。
3秒未満の再生ではカウントされない
Instagramのリールの再生回数がカウントされるためには、ユーザーが動画を3秒以上再生する必要があります。
これは、意図的な短時間の再生や、ユーザーのスクロール中に誤って再生された場合を除外するために設けられた仕組みです。
そのため、再生回数を効果的に増やすには、リールの最初の3秒間で視聴者の興味を引くことがとても重要です。
視覚的に強いビジュアルやインパクトのあるメッセージを冒頭に配置すると、視聴者にリールを最後まで見てもらいやすくなります。
検索画面での再生もカウントされる
Instagramのリールは、検索画面やタイムライン上におすすめとして表示された際に再生された場合も、通常の再生回数としてカウントされます。
再生回数を増やすためには、多くの検索結果やタイムラインに表示されるリールを作成していく必要があります。
Instagramのアルゴリズムに好かれるコンテンツを作成すると、より多くのユーザーにリーチ可能です。
表示回数が増えることで検索画面での再生が増加し、全体的な再生回数も向上します。
インスタリールの再生回数を確認する方法
Instagramのリールの再生回数は、投稿されたリールの右下に表示される数字で確認できます。
例えば、「▷1万」と表示されていれば、そのリールが1万回再生されたことを示しています。
この再生回数は、リールがどれだけ多くの人に視聴されたかを簡単に把握するために大切な指標です。
正確な数字を確認する際は、「ハートマーク下のいいね!」をクリックすると、以下の画像のように他のユーザーが投稿したリールの正確な再生回数と「いいね!」したユーザー一覧が確認できます。
さらに、リールを投稿したユーザーは、Instagramのインサイト機能を使って再生回数に関するより詳細なデータを確認することも可能です。
インサイト機能では、再生回数だけでなく以下のような項目を確認できます。
- リーチ:リーチしたアカウント、再生数、再生時間など
- リールでのインタラクション:保存数、シェア数、コメント数、「いいね!」の数など
- プロフィールのアクティビティ:リール経由でフォローされた数
このようなデータを活用すると、リールがどのような視聴者層にリーチしているのか、どのくらいの視聴者が興味を示してくれたかを確認できます。
ユーザー行動をもとに、人気のあるコンテンツの方向性や内容を次のリール制作に反映させることで、さらに多くの視聴者にリーチできます。
インスタのリールは誰が見たかわかる?
Instagramのリールでは、誰が視聴したのかを個別に確認できません。
リールの再生回数は表示されますが、その数字がどのユーザーによってカウントされたのか、具体的な視聴者リストは確認できない仕組みになっています。
リールの視聴者に関する詳細な情報を得ることは難しいため、再生回数やインサイト機能で得られるデータをもとに、視聴傾向やユーザーの反応を分析して戦略的にマーケティングを行うことが重要です。
どのリールが多く再生されているか、平均どのくらいの再生時間かを理解し、今後のコンテンツ制作や配信計画の設計に活かしましょう。
一方で、Instagramのストーリーズの場合は、誰が見たのかが明確に分かります。
ストーリーズは24時間限定で公開されるという特性と視聴者の情報が個別に表示される特徴があるため、それぞれの投稿を使い分けてユーザーの属性や行動分析を効果的に行ってみましょう。
ストーリーズに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
【画像あり】インスタのストーリーズ投稿方法を初心者向けにわかりやすく解説
インスタリールの再生回数が伸びない原因
Instagramのリールの再生回数が期待通りに伸びない原因には、以下のようなものがあります。
- 投稿内容の需要が少ない
- 投稿する時間帯が悪い
まず一つ目の原因として考えられるのは、投稿内容が視聴者の関心を引いていない場合です。
リールの内容が魅力的に感じられなければ、再生される回数も少なくなります。
Instagramは視覚的なプラットフォームなので、インパクトのある動画や興味を引くテーマ選びが特に重要です。
次に、投稿する時間帯も再生回数に大きな影響を与えます。
ユーザーがInstagramを開いている時間帯に投稿しなければ、多くのユーザーにリーチできず、他の投稿に埋もれてしまうでしょう。
会社員や主婦など、ターゲットとするユーザー層がアクティブな時間帯を把握し、そのタイミングに合わせた投稿が重要です。
また、Instagramでは、一定期間より前の投稿は再生回数が表示されない不具合も報告されています。
具体的な期間などは明らかにされていませんが、数週間前の投稿は再生回数が正しくカウントされなくなる可能性を考慮しましょう。
インスタリールの再生回数を伸ばすための5つのポイント
Instagramのリールの再生回数を効果的に伸ばすためには、以下のようなポイントを押さえておく必要があります。
- ユーザーが見たくなるようなリールを作成する
- 興味を引くサムネイルやキャプションを考える
- ハッシュタグを活用する
- 投稿時間や回数を工夫する
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
特定のポイントのみを実施するよりも、今回紹介するポイントを網羅的に行うほうが再生回数は伸びやすくなります。
ユーザーが見たくなるようなリールを作成する
Instagramのリールの再生回数を伸ばすためには、ユーザーが興味を持ち「見たい」と感じてもらえるリール作成が欠かせません。
Instagramで現在流行しているトレンドや人気のテーマから、自社と親和性のあるものを取り入れると効果的です。
トレンドやテーマを探す際は、Instagramで人気のインフルエンサーやクリエイターのリールを参考にしましょう。
再生回数が伸びているリールで良く使われているフォントやエフェクト、フィルターなども参考になります。
さらに、リールに適度なエンターテイメント性やユーモアを加えてユーザーを楽しませるコンテンツが提供できれば、リールの再生回数も増加しやすくなります。
いかにしてユーザーが「このリールをシェアしたい」と思えるかを考え、コンテンツを制作しましょう。
興味を引くサムネイルやキャプションを考える
リールのサムネイルとキャプションは、ユーザーが最初に目にする要素なので、興味を引くためにとても重要です。
サムネイルには、ユーザーの目を引く鮮やかな画像やインパクトのあるシーンを選び、続きを見たくなるように工夫しましょう。
一方のキャプションとは、リールの内容を簡潔に伝える場所です。
視聴者の関心を引くような言葉やフレーズを使い、リールの内容を魅力的に伝えることが求められます。
キャッチーで内容が分かりやすいキャプションは、スクロールするユーザーの注意を引き、リールを再生してもらうきっかけになります。
サムネイルとキャプションを工夫するとリールの再生回数が大きく向上しやすくなるので、日々改善を続けましょう。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグは、リールのリーチを広げるために有効です。
投稿内容に関連性の高いハッシュタグを活用すると、特定のキーワードで検索された際に優先的に表示されやすくなります。
特に、トレンドや話題のハッシュタグを使用すると、リールがより多くのユーザーに表示される可能性が高まります。
現在トレンドになっているハッシュタグを調べ、リールの内容に合ったものを使うことで、リーチの増加につながります。
ハッシュタグは使いすぎても逆効果となるので10個までにし、種類にも工夫を凝らして適切に使用しましょう。
投稿時間や回数を工夫する
リールの再生回数を増やすためには、投稿する時間帯や頻度も重要な要素です。
ユーザーがアクティブな時間帯に投稿すると、多くのユーザーにリールが視聴される可能性が高まります。
具体的には、ターゲットとなるユーザーが仕事や学校から帰宅する時間帯や、週末のリラックスした時間帯などが効果的です。
また、定期的にリールを投稿し続けることで、視聴者の関心を維持しやすくなります。
ユーザーが継続的にリールを楽しめるようなスケジュールを組むことが、再生回数を増やすために大切です。
ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
Instagramでは、ただコンテンツを投稿するだけではなく、ユーザーとのコミュニケーションを深めることが長期的な売上につながります。
リールに寄せられるコメントや、リールをもとに届くDM(ダイレクトメッセージ)への応答には積極的に取り組みましょう。
ユーザーのエンゲージメント(いいねやコメント、保存などの反応)が高まり、結果としてリールの再生回数が自然に増加します。
また、コメントに対してリアルタイムに返信すると、ユーザーとの関係性強化だけではなく、Instagramのアルゴリズムに対してもポジティブな影響を与えます。
Instagramのアルゴリズムは、高いエンゲージメントを評価してより多くのユーザーにリールが表示されるように働くため、積極的なコミュニケーションがリーチ拡大には欠かせません。
【まとめ】インスタのリールの仕組みを理解してリーチを広げよう
Instagramのリールの再生回数の仕組みを理解し、効果的に増やすためには、今回ご紹介したポイントを押さえる必要があります。
同じ人による複数回の再生は重複カウントされないため、多くのユーザーへのリーチが求められます。
さらに、投稿者自身の再生や3秒以下の再生もカウントされないため、最初の数秒でユーザーの興味を引くことが重要です。
再生回数を増やすためには、コメントやDMに即座に返信し、ユーザーとのコミュニケーションを深めることが効果的です。
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