2020.11.02
Shopify自社サイトとAmazon成功の秘密は組み合わせ
Shopifyの独自サイトと組み合わせるならAmazon?楽天?
独自のECショップと組み合わせるならAmazonと楽天どっちがいいのかな?
web制作・webマーケティング会社Life Grow代表のToshiです!
今回は独自のECサイトとモールサイトAmazon・楽天の「いいとこ取り」について解説します。
独自ECサイトの開発と運営を手助けしてくれるプラットフォーム「Shopify」。
導入実績は175か国で100万ショップを超えています。
Shopifyについて詳しく知りたい人はShopifyとは?メリット・デメリット・料金とできることを解説
をご覧ください。
そして独自ECサイトと対極にあると言われる集客力の高いAmazonや楽天などの「モールショップ」。
独自ECサイトとモールショップは相反しているように見えますが、実は上手に組み合わせることでECサイトの売上を伸ばせます。
この記事ではShopifyを使った独自のECサイトとモールショップのamazon・楽天の組み合わせについて解説します。
独自ECサイト「Shopify」とモール型ECサイト「amazon」「楽天」
Shopifyは独立した自社ECサイトを構築できるプラットフォームです。
オーナーが広告を打ち出したりSEO対策をすることでユーザーから「見つけてもらいやすい」サイトを構築できるのがShopifyです。
一方のamazon、楽天は集客しなくてもユーザーが集まりやすいモールサイトです。
Shopifyはオーナーが独自の営業をしてユーザーに購入してもらうのに対し、Amazonや楽天は営業しなくてもユーザーがモールに(勝手に)来てくれて商品を購入してくれるといった違いがあります。
両者を例えるならShopifyの独自ECサイトが「ブランディングされた専門サイト」でamazonや楽天が「ショッピングモール」といった感じです。
両者それぞれにメリットあるので商品を販売するときは2つの特徴を生かして上手に組み合わせることをおすすめします。
それぞれのメリットを解説します。
Shopify独自ECサイトのメリット
- 手数料が安い
- ブランドを確立させやすい
Shopifyの独自ECサイトの場合、手数料は3.4%です。
Amazonの場合は8〜15%、楽天の場合はシステム手数料2.5~7.0%と販売手数料が4.0~7.0%がかかります。
Amazonや楽天などのモールサイトは比較的手数料が高めですがShopifyを使った独自のECサイトを構築すれば手数料は安く抑えられます。
またShopifyを使った独自のECサイトでの販売はモールサイトに比べてブランドを確立しやすいです。
モールサイトで他社製品やサービスと「差別化」することは難しいですが、独自のECサイトで「ここでしか買えない」商品があれば、大々的に宣伝しなくてもコアなユーザーは独自のECサイトに訪れ購入してくれます。
送料がかかったり登録が煩わしかったりしても「本当に欲しい商品」があれば購入に繋がります。
さらに自社サイトの「ファン」になってくれたり定期的に購入してくれるリピーターになってくれる確率が高いにも独自ECサイトのメリットですね。
ブランド力があればモールサイトは必要ない!?
2019年11月に大手ナイキがAmazonからの撤退を発表し話題になりました。
出典元:Nike Pulling Its Products From Amazon in E-Commerce Pivot
「消費者とより直接的に緊密な関係を築くためにアマゾンでの販売終了を決定した」としています。
ナイキに限らず、ディズニーストアを手掛けているウォルト・ディズニージャパンが2020年1月にAmazonと楽天からの撤退を公表しました。
出典元:ディズニーオンラインストア
さらに作業服・安全靴の販売をするワークマンが2020年2月に楽天の閉店を発表しました。
出典元:ワークマン楽天市場店
今後も大手企業のAmazonからの撤退は増えると予測されています。
集客力のあるモールサイトですが手数料が高いことは企業にとって大きな損失となります。
ブランドがある程度確立している商品や企業であればAmazonに頼らずとも独自のECサイトからの販売だけでも充分成り立ちます。
Shopify独自ECサイトの決済はAmazon Payがおすすめ
独自ECサイトと「Amazon Pay」の組み合わせが注目を集めています。
その理由は「Amazon Pay」を導入した場合の「使いやすさ」と「安心感」があげられます。
独自のECサイトで売り上げを上げるためにはユーザーから信頼されるサイトである必要があります。
特に決済場面で信頼されるサイトは購入につながる確率が高いんです。
使ったことがある人なら分かると思いますが、「Amazon Pay」には「安心感」と「使いやすさ」、そして「楽」であることこの3点が備わっています。
Shopifyで独自ECサイトを構築するなら「Amazon Pay」の導入は必要不可欠と言えます。
モールサイト「Amazon」「楽天」のメリット
- 集客力が高い
- 信頼感がある
モールサイトは手数料は高いですが独自のECサイトではできない集客力があります。
独自のECサイトの場合、自分で営業し集客しなくてはなりませんがモールサイトであれば集客しなくてもユーザーが(勝手に)集まります。
「Amazonユーザー」という言葉があったり「楽天でしか商品を購入しない」というユーザーもいます。
日本ではモール型のショッピングサイトの人気が高く、購入するときの信頼感・安心感があります。
そのため欲しい商品が「独自ECサイト」と「Amazon」や「楽天」にある場合、独自ECサイトでは購入せず、「Amazonや楽天から購入する」という人も少なくなりません。
Shopifyと楽天の連携がスタート
Shopifyと楽天が2020年4月から販売チャネルの連携を始めました。
Shopifyを利用してる人はShopifyの管理画面から「楽天」の店舗運営ができます。
同期されることで「楽天」で商品を購入したユーザー情報がShopifyからも確認ができるます。
販売するチャネルが多いと管理が大変ですが「一元管理」ができれば管理がラクになりますね。
Shopifyの画面でできる「楽天」運営内容は以下の通りです。
- 商品登録
- 在庫管理
- 受注管理
- 発送管理
「楽天」は会員1億人以上の日本で最大級のモールサイトなのでShopifyで独自ECサイトを運営してきた人は楽天との連携によって集客の幅が大きく広がります。
ShopifyとAmazon・楽天の良いとこどりで相乗効果
ShopifyはAmazonや楽天などのモールサイトと協力体制を組むことを推奨しています。
「どっちが良い?」という考え方ではなく、「両者の良いところ取り」でサイトを運営し、売り上げを伸ばすといった考え方です。
例えばShopifyとAmazonで早々に連携を始めた北米ではすでに成果を見せています。
独自ECサイトとモールサイトの連携ができるのであれば、今までAmazonや楽天でしか販売していなかった人独自EC社サイトを作ってモールサイトと自社サイト両方で販売しようとする人が増えてくると予測されます。
【まとめ】ShopifyとAmazon・楽天
最初の質問に戻ります。
自社ECショップとAmazonや楽天のモールショップはどっちがいいのかな?
それぞれの特徴を生かして組み合わせることをおすすめします!
Shopifyのプラットフォームを使って作る「自社サイト」のメリットは手数料が安いこととブランドを確立しやすいことです。
モールサイトAmazonのメリットは集客力が高く、信頼感があることです。
Amazonで集客されたユーザーを自社サイトへ訪問してもらう流れを作れば集客+ブランド確立が実現します。
ECサイトの運営は販売する商品によっても運営方法が変わりますので自社に合ったサイトの運営をしていきたいですね!
Life Growでもサイト運営の相談にのっていますので是非お気軽にご相談ください。
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