2024.10.10
【2024年最新】インスタのショッピング機能とは?設定方法を初心者向けに解説
Instagramのショッピング機能を使うと、ユーザーが投稿から直接商品ページにアクセスして商品を購入できるため、売上増加につながりやすくなります。
しかし、このショッピング機能をどのように設定し、活用すればいいかわからない方も多いでしょう。
本記事では、2024年の最新情報にもとづいて、Instagramのショッピング機能の特徴やメリット・デメリット、設定方法を詳しく解説します。
販売チャネルを広げて売上を伸ばしたい方は、本記事を参考にしてください。
インスタのショッピング機能とは?
Instagramのショッピング機能は、投稿に商品タグを設定し、ユーザーが直接その商品ページにアクセスできるようにする機能です。
ユーザーは画像や動画から気になった商品を見つけた際、別のアプリやサイトを開くことなく、数タップで商品購入ページに移動できます。
ショッピング機能はユーザーの購買行動をスムーズにするため、Instagramからの売上増加が期待できます。
また、プロフィール画面にある「ショップを見る」をタップすると、商品タグが付いた商品を全て閲覧可能です。
企業やブランドはInstagramをショッピングプラットフォームとして活用すると、売上向上や顧客獲得につなげやすくなります。
インスタのショッピング機能のメリット
Instagramのショッピング機能は、商品購入につながりやすく、無料で利用できることがメリットです。
ECサイトを開設するためには多額の費用がかかってしまいますが、Instagramは無料でショッピング機能を使えるのが特長です。
商品購入につながりやすい
Instagramのショッピング機能は、ユーザーを商品購入までスムーズに誘導できる点がメリットです。
通常、ECサイトやショッピングモールで商品を購入する際は、Google検索やサイト内での商品検索、個別ページへの移動など、複数のステップを経る必要があります。
Instagramでは投稿やストーリーズに直接商品タグを設定できるので、ユーザーはその場で気になった商品をすぐ購入でき、商品の購入率アップにつながります。
特に、動画を使った視覚的なコンテンツと連携すると、商品の魅力をより一層ユーザーに伝えられるでしょう。
ユーザーの視覚に訴え、「欲しい」と思った瞬間を逃さず商品購入ページへ誘導できるのが、ショッピング機能のメリットです。
ショッピング機能はフィード投稿だけではなく、ストーリーズやリールなどのコンテンツにも対応しているため、商品の露出機会が増えてさらに購入につながりやすくなります。
無料で利用できる
Instagramのショッピング機能は無料で利用できるため、コストを抑えながら販売促進を行いたい企業にとって大きなメリットとなります。
オンラインで商品を販売する際の広告やマーケティング費用は高額になりがちですが、ショッピング機能を活用すれば、Instagram上で直接商品のアピールが可能です。
フォロワーや潜在顧客に商品情報を自然に届けられるだけではなく、ブランド認知を高める手段として活用できます。
さらに、無料で利用できるので維持しやすく、ビジネスの規模やジャンルを問わずに試せる点も大きなメリットです。
Instagramのショッピング機能を活用することで、広告費をかけずに販売チャネルを拡大し、効率的な集客と売上増加を図れます。
インスタのショッピング機能の導入・設定方法4ステップ
Instagramのショッピング機能の導入と設定は以下のステップで行います。
- 利用要件を確認する
- アカウントをFacebookページにリンクする
- ショップを設定する
- ショップの詳細を入力する
FacebookとInstagram両方の設定が必要なので、一部画像を用いて解説します。
利用要件を確認する
まずは、Instagramショッピング機能を利用するための基本的な要件を確認します。
Instagramのヘルプセンターでは、商品を販売するために必要な要件を以下のように記載しています。
1.FacebookおよびInstagramのポリシーに準拠していること
2.該当するビジネスとドメインに紐付いていること
3.所在地がコマースを利用できる国であること
4.信頼性を示すこと
5.正確な情報を提供すること
引用:Instagramヘルプセンター
商品を販売する自社サイトのドメインを所有していることも条件です。
なぜなら、Instagramのショッピング機能はユーザーを公式の購入ページに誘導する仕組みなので、信頼性の高いWebサイトが必要になるためです。
日本の他に、ヨーロッパ、アジア、南米アメリカの一部がショッピング機能の対象国になっています。
アカウントをFacebookページにリンクする
ショッピング機能を利用するためには、InstagramのビジネスアカウントをFacebookページにリンクさせる必要があります。
まず、Instagramをビジネスアカウントに切り替えます。
次に、Facebookページを作成します。
ページを作成したら「設定」→「リンクするアカウント」→「アカウントをリンク」をクリックし、Instagramプロフィールのリンクを貼ります。
Instagramプロフィールがリンクできると、上記のような画面になります。
Instagramのショッピング機能はFacebookのコマース機能と連動しているため、ビジネス運営をより効率化するための重要なプロセスです。
ショップを設定する
次に、Facebookの「コマースマネージャ」やサポートされているプラットフォームを使用してショップを設定します。
販売方法を聞かれるので、「ショップを作成する」を選び「開始する」をクリックします。
このコマースマネージャでは、商品管理や価格情報、在庫状況や支払い方法の設定や確認ができます。
ショップの設定が終わると、Instagramのショッピング機能が利用可能です。
ショップの詳細を入力する
最後に、ショップの詳細設定を行います。
まず、顧客がどのように購入を行う際のチェックアウト方法を選択します。
InstagramかFacebook内でチェックアウトするか、外部の公式Webサイトに誘導するか選択しましょう。
次に、InstagramやFacebookで表示する商品カタログで、既存リンクを使用するか新しい商品カタログを作成するか選びます。
設定が完了したら、Instagramに申請を送り審査を受けます。
この審査は数日かかることもありますが、承認されればショッピング機能が有効化され、実際に商品を販売できるようになります。
インスタのショッピング機能の使い方
Instagramのショッピング機能は、通常通り投稿の作成から利用できます。
- 写真や動画の選択
- フィルターの適用
- キャプションの入力
上記を行ったら「シェア」画面に進み、「製品をタグつけ」をタップし、自分が登録した商品カタログの中からタグ付けしたい商品を選択します。
商品タグを選択したら、それを該当する商品に近い位置に配置します。
ユーザーが投稿を見る際、タグ付けされた商品をタップすると、商品の詳細ページに直接アクセスできるようになって購入までの導線を短縮できます。
通常の投稿とリールには複数の商品タグを設置できますが、ストーリーズでは1つしか設定できません。
複数の商品タグを投稿する場合は、通常のフィード投稿かリールを選択しましょう。
インスタのショッピング機能のデメリット・注意点
Instagramのショッピング機能は便利な機能ですが、あえてデメリットを挙げるとすると以下のようなものがあります。
- 設定に手間がかかる
- PR投稿が多すぎると購入率が下がる
まず、設定に手間と時間がかかります。
ビジネスアカウントの切り替えやFacebookページとの連携、商品カタログの作成などのステップが必要なので、運用リソースが限られている場合は負担になってしまうかもしれません。
運用リソースが限られている企業は、専門の代行サービスにショッピング機能の設定を依頼するのがおすすめです。
また、PR投稿の頻度にも注意が必要です。
ショッピング機能を過度に使用すると、フォロワーに広告アカウントと認識され、反応が少なくなってしまう可能性があります。
過度なPRはブランドイメージの低下や購入意欲の減退につながるため、通常の投稿とショッピング投稿のバランスを保つことが重要です。
単なる広告としてではなく、商品の魅力や活用方法にストーリー性を持たせる投稿を心がけるなど、ユーザー目線での投稿を意識しましょう。
インスタのショッピング機能の成果を上げるポイント
Instagramのショッピング機能で成果を上げるためには、ユーザーのニーズに合わせた商品展開や設計が必要です。
そのために、ユーザーと日常的にコミュニケーションを取り、ユーザーインサイト(ユーザーの意見や好み)を把握しておくことが重要です。
しかし、手動でユーザーと個別のやりとりをするのは時間がかかってしまいます。
手間をかけずにユーザーとのコミュニケーションをとるためには、自動化ツール「iステップ」の活用が効果的です。
iステップは、Instagram上でのDMや返信対応を自動化し、効率的にユーザーインサイトを収集できるツールです。
iステップの導入によってコミュニケーションを効率化しながら、ユーザーの意見を商品展開や設計に反映できます。
ユーザーの意見を活かしつつ、効率的なInstagram運用で購買率を高めていきましょう!
iステップの詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひともご覧ください。
インスタのショッピング機能に関するよくある質問
2023年のInstagramアップデートで、ショッピング機能の仕様に変更がありました。
それに関連してショッピング機能への質問が増えたので、以下に回答を記載します。
インスタのショッピング機能は消えた?どこにある?
2023年2月以降、ホーム画面にあった「Instagramショップ」タブが削除され、一部のユーザーから「ショッピング機能が消えた」と感じられることがありました。
しかし、ショッピング機能自体は引き続き利用可能です。
商品詳細ページから各ECサイトの商品ページに遷移できるほか、各投稿に「商品タグ」を貼ることも可能で、ユーザーが直接商品情報にアクセスしやすくなっています。
仕様は変わりましたが、2024年現在も引き続きInstagram上でのショッピング体験を提供できます。
インスタのショッピング機能は手数料がかかる?
Instagramのショッピング機能自体は無料ですが、商品が売れた際には販売手数料が発生します。
手数料は販売価格の5%で、8ドル以下の商品は固定で0.4ドルとなります。
Instagramのショッピング機能で利益を見積もる際には、上記の販売手数料を考慮しましょう。
インスタのショッピング機能を活用して売上を伸ばそう
Instagramのショッピング機能は、ユーザーが商品に興味を持った瞬間に購入まで誘導できるため、売上の増加が期待できます。
ユーザーが求めている商品や効果的な訴求方法を分析するためには、日頃からのDMやコメントなどでユーザーの意見を聴いていくことが重要です。
その際、自動でDMやコメントを送信できる「iステップ」を活用すると、手間をかけず効率的にユーザーとの情報収集が可能です。
ライフグローでは、iステップの正規代理店として導入からその後の運用まで長期的にお客様をサポートしています。
Instagramのショッピング機能で売上を伸ばしたい企業様は、業務の効率化から売上増加の施策まで対応できるライフグローまでお問い合わせください!
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