2024.09.12
インスタストーリーズ広告の出し方・費用のポイントを初心者向けに徹底解説
Instagramでビジネスや個人のプロモーションを考えている場合、ストーリーズ広告は費用対効果の高い広告戦略です。
本記事では、Instagramのストーリーズ広告の基本的な仕組みや出し方、費用、効果的な作り方を初心者向けにわかりやすく解説します。
ストーリーズ広告からInstagramの集客や売上につなげたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
インスタのストーリーズ広告とは?
ストーリーズ広告とは、Instagramの「ストーリーズ」機能を活用した広告形式です。
Instagramのストーリーズ機能はユーザーが写真のスライドショーやショート動画を投稿し、24時間限定で他のユーザーに表示されます。
ユーザーがフォローしている1〜5アカウント分のストーリーズを再生すると、自動的に広告が挿入される仕組みになっています。
インスタストーリーズ広告の特徴
Instagramのストーリーズ広告は、他の広告形式とは異なるいくつかの特徴を持っています。
そのひとつが、広告が消えずに表示され続ける点です。
通常、ストーリーズ投稿は24時間で自動的に消えますが、ストーリーズ広告はこの制約を受けません。
広告主が設定した期間中は常に表示され続けるため、ユーザーがストーリーズをチェックするたびに何度も同じ広告に触れる機会があります。
また、ストーリーズ広告はスマートフォンの縦長の画面全体に表示されるため、視覚的なインパクトを与えられます。
全画面で表示されるため、ユーザーは他のコンテンツに気を取られることなく、広告に集中できるのが特徴です。
インスタストーリーズ広告の種類
Instagramのストーリーズ広告は、目的やターゲットに応じていくつかの種類から選べます。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
特に、カルーセル広告やコレクション広告は聞きなじみのない言葉なので、違いを解説します。
画像広告
画像広告は1枚の画像とテキストを使用したシンプルな形式で、視覚的に強い印象を与えられます。
シンプルだからこそ、ブランドロゴやキャッチフレーズがユーザーの目に留まりやすく、短時間でメッセージを伝えたい場合に適しています。
動画広告
動画広告は、10秒未満の動きのある動画コンテンツを用いて、静止画像よりも多くの情報を短時間で効果的に伝えられる広告です。
動画の動きだけではなく音声でも訴求ができるため、視覚と聴覚を使ってユーザーの関心を引きやすいのが特徴です。
カルーセル広告
カルーセル広告とは、最大10の画像や動画を組み合わせた形式で、ユーザーがスワイプすると次のコンテンツを閲覧できます。
表示時間は最大15秒間で、画像や動画に個別リンクを挿入できるため、複数の商品やサービスを一度に紹介したい場合に効果的です。
コレクション広告
コレクション広告は、商品カタログと組み合わせた広告形式で、特にECサイトの商品掲載に向いています。
ユーザーが広告内で興味を持った商品をタップすると、直接購入ページに移動できるため、商品購入率の向上が期待できます。
インスタストーリーズ広告の3つのメリット
Instagramのストーリーズ広告は、業種や取り扱う商品によって形式を変えられる便利な広告です。
以下でストーリーズ広告の3つのメリットをご紹介いたします。
ユーザーの目に留まりやすい
ストーリーズ広告は、フォロワーのストーリーズを視聴する合間に自然に表示されるため、他の広告形式と比較しても目に留まりやすい特徴があります。
ユーザーにとっては広告ではなく、関連するストーリーズだと認識されやすいので、広告が苦手なユーザーへも訴求できます。
その結果、ユーザーにとって広告が不自然に感じられず、受け入れてもらいやすい点がメリットです。
全画面で訴求できる
ストーリーズ広告の大きなメリットは、全画面での表示が可能な点です。
スマートフォンの画面全体を使って自社の広告が表示されるため、視覚的なインパクトが強くなります。
広告以外の表示が一切ないので、ユーザーは広告に没入しやすく、ブランドや商品の世界観を効果的に伝えることが可能です。
ユーザーの没入感は、広告の内容を深く記憶に残すために有効な手段となります。
ユーザーの行動につながりやすい
ストーリーズ広告では、購入などの行動を喚起するCTAボタンを活用してユーザーの具体的な行動を促すことが可能です。
CTAボタンは、広告を見たユーザーが次に取るべきアクションを明確に示すもので、以下のようなものが含まれます。
- Webサイトへのアクセス
- アプリや資料のダウンロード
- 商品購入など
ストーリーズ広告の中に配置されたCTAボタンは、ユーザーが興味を持った際に直感的にクリックしやすいため、問い合わせや商品購入などに大きく貢献します。
インスタストーリーズ広告にかかる費用
Instagramのストーリーズ広告の費用は、広告主の予算や目的に合わせて柔軟に設定可能です。
最低100円から広告を出稿できるため、まずは少額で試してみたいと考える広告主にとっても手軽に利用できます。
広告の費用の際は、以下の主な課金方式があります。
- クリック課金:1クリックあたり50円〜100円程度
- インプレッション課金:1,000回の表示で500円〜1,000円程度
- 動画再生課金:1再生あたり5円〜7円程度
- アプリインストール課金:1インストールあたり100円〜150円程度
それぞれの費用形態を解説します。
クリック課金
クリック課金は、ユーザーが広告をクリックする度に費用が発生する課金方式です。
広告がどれだけ表示されたかに関わらず、実際にユーザーがクリックしてアクションを起こした場合にのみ課金が発生するため、広告費を効率的に運用できます。
また、広告をクリックするユーザーは購買意欲が高いので、自社のWebサイトやECサイトへの誘導が目的の場合に適しています。
インプレッション課金
インプレッション課金は、広告がユーザーに表示された回数に応じて課金される方式です。
インプレッション課金は広告の露出を最大化し、ブランドや商品の認知度を高めたい場合に効果的です。
広告が一度でも表示されれば課金が発生するため、広く認知させることを重視する期間限定キャンペーンやセールなどに適しています。
動画再生課金
動画再生課金は動画広告特有の課金方式で、10秒以上動画が再生された時点で課金が発生します。
視覚的な訴求力のあるコンテンツを使ってユーザーにメッセージを伝えたい場合は、この動画再生課金が適しています。
ユーザーが動画を一定時間視聴してから費用が発生するため、広告の内容がユーザーに伝わったことをある程度保証できる点がメリットです。
アプリインストール課金
アプリインストール課金は、広告を通じてアプリがインストールされた場合にのみ課金が発生する方式です。
そのため、アプリのダウンロード数を増やす際に適した課金方式です。
ユーザーが広告を通じてアプリをインストールしたタイミングで課金が発生するため、広告費を確実に成果に結びつけられます。
インスタストーリーズ広告の出し方5ステップ
Instagramのストーリーズ広告に興味があっても、広告の出し方がわからないと集客にはつながりません。
ストーリーズ広告は、以下の5つのステップで出稿できます。
- 広告マネージャにアクセスする
- キャンペーンを作成する
- 広告セットを作成する
- 広告(クリエイティブ)を作成する
- 公開する
具体的な方法も個別に解説していくので、初めてストーリーズ広告を出稿する方は参考にしてください。
1.広告マネージャにアクセスする
ストーリーズ広告を出稿するには、まずMeta広告マネージャにアクセスする必要があります。
Meta広告マネージャは、FacebookやInstagramを含むMetaプラットフォーム全体の広告を管理するツールです。
FacebookページとInstagramアカウントが作成できたら、Instagramアカウントをビジネスアカウントへ変更します。
Instagramビジネスアカウントを登録したあと、FacebookページとInstagramアカウントを連携させて広告マネージャ内の広告アカウントを作成します。
2.キャンペーンを作成する
広告アカウントにアクセスしたら、次にキャンペーンを作成します。
広告アカウント内に新規作成したアカウントをクリックし、キャンペーン名の設定とキャンペーンの目的を選択します。
キャンペーンの目的は、以下の内容から選択可能です。
- 認知度
- トラフィック
- エンゲージメント
- リード
- アプリの宣伝
- 売上
この段階で広告の予算やスケジュールの大枠を決めておくと、後のステップがスムーズに進みます。
3.広告セットを作成する
キャンペーンが設定できたら、次に広告セットを作成します。
まずは、パフォーマンス目標の設定です。
パフォーマンス目標はキャンペーンの目的に合わせて設定するもので、広告がどのように成果を上げるかの指標となります。
次に、広告が表示されるFacebookページを選択し、予算と掲載期間を決めます。
予算は1日単位やキャンペーン全体の総額を設定でき、掲載期間は具体的な日付や時間を指定可能です。
また、オーディエンスの設定も重要です。
住まいや年齢、性別や行動などを指定し、広告を表示する対象を絞ることで費用対効果が高くなります。
4.広告(クリエイティブ)を作成する
広告セットを設定したあとは、広告クリエイティブを作成します。
ストーリーズ広告の場合、使用できるフォーマットは画像、動画、カルーセル、コレクションの4種類です。
選んだフォーマットに合わせて広告のビジュアルやテキストを作成し、ターゲットオーディエンスに伝わるような広告を作成します。
一例を挙げると、動画広告では短くてインパクトのある動画や音声を活用して視聴者の関心を引きつけます。
5.公開する
すべての設定が完了してから広告マネージャで「公開する」ボタンをクリックすると、広告はMetaの審査プロセスに入ります。
審査は24時間以内に完了し、問題がなければそのままストーリーズ広告が配信されます。
広告が公開されると、広告マネージャ上でパフォーマンスをリアルタイムに追跡でき、必要に応じてキャンペーンの修正が可能です。
広告の効果を高めるためには、ユーザー行動を踏まえつつ微調整を行いましょう。
効果が出るインスタストーリーズ広告の作り方3つのポイント
Instagramのストーリーズ広告の効果を高めるためには、3つのポイントがあります。
費用対効果を高めるために、それぞれのポイントを順に解説します。
広告の最初で興味を引く
ストーリーズ広告で効果を高めるためには、広告の最初でユーザーの興味を引くことが重要です。
ストーリーズはユーザーが簡単にスキップできるので、広告が始まった瞬間にユーザーの興味を引かないと、広告がスキップされてしまいます。
続きを見たくなるような映像や心に残るキャッチフレーズを冒頭に配置すると、ユーザーは広告を視聴しやすくなります。
また、伝えたいメッセージや商品の魅力を最初の10秒以内に凝縮することも効果的です。
CTAを活用する
CTAボタンの活用は、ユーザーに行動を促す上で欠かせない要素です。
広告内に「詳しくはこちら」「今すぐ購入」などの指示を入れると、広告に興味をもったユーザーはその場でアクションしてくれます。
ブランド認知が目的の場合はWebサイトへの誘導やキャンペーンページへのリンク、商品購入が目的の場合は商品ページへのリンクが効果的です。
CTAがない場合や不適切に配置された場合、広告内容に興味を持ったユーザーが次の行動に移る機会を逃してしまう可能性が高くなるので、ユーザーにわかりやすいCTAボタンを設置してください。
テキストの配置を工夫する
ストーリーズ広告では、テキストの配置にも注意を払う必要があります。
特に、ストーリーズ広告の画面上部や下部には、プロフィールアイコンやCTAボタンが表示されることが多いため、テキストやグラフィックが重ならないように配置しましょう。
テキストが見やすく、かつ広告全体のビジュアルバランスを損なわないようにするためには、テキストサイズや配置位置を工夫し、適切な空白を持たせることが効果的です。
インスタからの集客を強化するならiステップがおすすめ
Instagramのストーリーズ広告は、自社の認知度や売上を向上させる強力なツールです。
しかし、集客効果を維持するためには広告だけではなく、ユーザーとの信頼関係の構築が欠かせません。
ユーザーが自社に対して親近感や信頼感を抱いている場合、広告に対する反応も良くなり、結果として問い合わせや売上も向上します。
そこでおすすめしたいのが、iステップです。
iステップを活用するとフォロワーに対して自動的にダイレクトメッセージ(DM)を送信できるため、個別のコミュニケーションを大幅に削減できます。
ダイレクトメッセージを使って新しい商品情報やキャンペーンの案内を自動送信できるので、タイムリーかつ効果的にフォロワーとの関係を深めることが可能です。
Instagramを活用した集客を強化したいと考えている方は、ぜひiステップを検討してみてください。
iステップの詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。
インスタストーリーズ広告に関するよくある質問
Instagramのストーリーズ広告を出稿したことのない方にとっては、広告出稿の際にわからないことも出てきます。
そこで、よくある質問の中から、以下の3つを解説します。
ストーリーズ広告は消すことができる?
ストーリーズ広告は簡単に削除可能です。
広告の削除は、以下の手順で行います。
- Instagramのプロフィールを開く
- 「プロフェッショナルダッシュボード」→「広告ツール」を選択
- 削除したい広告の横にある「編集」を選択
- 「広告を削除」→「削除」を選択
広告主はリアルタイムで広告の配信状況を管理し、必要に応じて削除対応できるようになっています。
ストーリーズ広告の適切な秒数は?
ストーリーズ広告は最大60秒まで配信可能ですが、ユーザーの行動特性を考慮すると、15秒以内にメッセージを伝えるのが効果的です。
Instagramは、多くのユーザーが短時間で情報を得ているため、ストーリーズも隙間時間に閲覧されることが多くなります。
15秒以内に要点をしっかりと伝えると、ユーザーは隙間時間でも最後まで視聴しやすくなり、メッセージが確実に届く可能性が高まります。
ストーリーズ広告は個人でも出稿できる?
ストーリーズ広告は個人でも出稿できますが、個人用アカウントからプロアカウントに切り替える必要があります。
プロアカウントは、ビジネス用またはクリエイター用のアカウントが該当し、広告出稿の他にもインサイトデータの確認やプロモーションの管理など、高度な機能が利用可能です。
個人でも手軽にInstagramを使った広告キャンペーンを実施できるので、クリエイターや個人事業主の集客にも効果的です。
【まとめ】インスタストーリーズ広告を活用して集客・売上アップを加速させよう
Instagramのストーリーズ広告は、スマートフォンの全画面表示を活かした高い視認性と、短時間でユーザーの行動を促す機能を持つため、集客や売上アップに効果的です。
特に、ユーザーの目に留まりやすく、ブランドや商品に対する関心を引き出しやすい点がメリットです。
しかし、ストーリーズ広告の効果をより高めるためには、広告だけに頼るのではなく日常的にユーザーとのコミュニケーションを深めることが大切です。
iステップのような自動化ツールを活用すると、自動的にダイレクトメッセージを送信し、フォロワーとの信頼構築が容易になります。
ライフグローでは、iステップの導入からサポートまで、Instagramのストーリーズ広告の効果をさらに高めるお手伝いをしています。
ぜひ、この機会にストーリーズ広告を活用して、集客と売上アップを加速させましょう。
iステップやストーリーズ広告に関する相談は、以下のボタンから受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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